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気が強く潜在能力が高い

　目つきが鋭く、運動中に他の馬を蹴ろうとする気の強さがあるそうですが、良く捉えれば、まだまだ余裕があるということなので、速いところをやり始めれば化けてくれるのではと期待しているそうです。前脚に骨瘤があるため、気にしながら走っているそうで、良くなり次第、調教のペースを上げていきたいそうです。

★育成担当者コメント「女版のドリームジャーニー。今は調教中に尻っぱねで飛んでいるが、レースではドリームジャーニーのように軽く飛んで切れる脚を見せて欲しい。」

５代血統表

ステイゴールド 黒鹿毛　1994	サンデーサイレンスUSA 青鹿　1986	Halo 黒鹿　1969	Hail to Reason	Turn-to
				Nothirdchance
			Cosmah	CosmicBomb
				Almahmoud
		Wishing Well 鹿　1975	Understanding	Promised Land
				Pretty Ways
			Mountain Flower	Montpamasse
				Edelweiss
	ゴールデンサッシュ 栗　1988	ディクタスFR 栗　1967	Sanctus	Fine Top
				Sanelta
			Doronic	Worden
				Dulzetta
		ダイナサッシュ 鹿　1979	ノーザンテーストCAN	Northern Dancer
				Lady Victoria
			ロイヤルサッシュGB	Princely Gift
				Sash of Honour
メジロサンドラ 芦毛　1996　5勝	メジロマックイーン 芦　1987　12勝	メジロティターン 芦　1978　7勝	メジロアサマ	パーソロンIRE
				スヰートUSA
			シェリルFR	Snob
				Chanel
		メジロオーロラ 栗　1978　1勝	リマンドGB	Alcide
				Admonish
			メジロアイリス	ヒンドスタンGB
				アサマユリ
	カンパナIRE 鹿　1990	Sadlers's Wells 鹿　1981	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
			Fairy Bridge	Bold Reason
				Special
		Two Rings 鹿　1970	Round Table	Princequillo
				Knight's Daughter
			Allofthem	Bagdad
				Gal I Love[17-b]

父馬

ステイゴールド

　現役時代は日本でＧ１をなかなか勝てなかったが、、ドバイシーマクラシック、香港ヴァーズと海外のＧ１を勝つなど、小柄な馬体ながらタフな走りを見せた。引退後は種牡馬となり、2年目の産駒であるドリームジャーニーが朝日杯FSを勝つと、その後も古馬になって宝塚記念、有馬記念も勝つなど、古馬になっての成長力をみせている。2009年JRAリーディングサイヤー第11位。

　ドリームジャーニーやシルクメビウスの活躍が示すように1800以上の距離で圧倒的な強さを見せており、これは牝馬になっても変わりませんが、小柄な産駒が多いせいか牝馬ではどうしても馬格が足りない感じになってしまうようです。メジロでもメジロマシューズ（母メジロランバダ）を除けばすべて小柄な牝馬が多かったですが、馬格があったメジロサンドラが母で心配はないはずです。

母馬

メジロサンドラ

　現役時代は長く8歳まで走り、カブトヤマ記念で3着に入るなど、メジロマックイーン産駒として5勝をあげる活躍をみせた。2005年から繁殖に上がると、初仔のメジロマリアン（父メジロベイリー）が時間がかかったものの10戦目で初勝利を飾っている。本馬は3番仔。

　サドラーズウェルズにメジロマックイーンとくれば、どうしても長いところを期待してしまう血統ですが、産駒のメジロマリアンが勝ち上がったのはダートの1400M。ただ、マリアンは気性的に短いところが良かったというところもあり、今後は距離を延ばして結果を出してくれるはずです。全般的に母父メジロマックイーンで成績がいいのが、ステイゴールド（ドリームジャーニー）を初めとするサンデー系種牡馬が断トツで、サンドラにとってもメジロベイリーに次ぐサンデー系種牡馬となります。

兄弟姉妹

No.	生年	写真	馬名	性	毛色	父	成績	所属厩舎
1	2006年		メジロマリアン Mejiro Marian	牝	芦毛	メジロベイリー 〔サンデーサイレンス系〕	13戦2勝、現役。2勝目をあげベイリー産駒の勝ち頭。	高木　登 （美浦）
2	2007年		メジロマディソン Mejiro Madison	牡	栗毛	メジロライアン 〔ノーザンテースト系〕	1戦0勝、現役。現在は休養中。	谷原義明 （美浦）
3	2008年		メジロミドウ Mejiro Azami	牝	黒鹿毛	ステイゴールド 〔サンデーサイレンス系〕	本馬。	萱野浩二 （美浦）
4	2009年			牝	栗毛	ストラヴィンスキーUSA 〔ヌレイエフ系〕

萱野浩二厩舎（美浦）

　奥平真治厩舎の調教助手から1998年に厩舎を開業。これまでの重賞勝ちはニシノハナグルマが勝ったフローラS１つだけだが、マイネルファルケが昨年のマイルCSで2着に入るなど徐々に活躍馬を送り出している。メジロでは、3年連続で新馬勝ちをおさめるなど実績は十分で、今年は4年連続を期待したい。騎乗は厩舎に所属する岩部純二騎手が多く、次いで江田照男騎手、村田一誠騎手と続くが、ここぞというときはリーディング上位騎手への騎乗依頼が目立つ。

年	出走数	1着	2着	3着	4着	5着	着外	勝率	リーディング	メジロ成績	メジロ勝率
2009年	202	11	9	10	20	14	138	.054	-位	1-0-0-1-1-9	.083
2008年	249	14	17	15	11	20	172	.056	-位	1-0-2-0-0-12	.067
2007年	222	16	19	11	16	18	142	.072	93位	2-4-4-0-0-5	.133
2006年	238	18	15	13	14	12	166	.076	74位	0-1-0-0-1-5	.000
2005年	242	19	19	19	24	23	138	.079	67位	0-0-0-1-0-6	.000

馬名の由来

　群馬県の山、御堂山（ミドウヤマ）より。群馬百名山の一つで、山にはじじ岩、ばば岩と呼ばれる２つの奇岩がある。