2012年7月14日-7月15日のレース結果

2回新潟1日目/2回中京5日目/2回函館5日目

柳都S｜桶狭間S｜函館2歳S

ガストン後方から伸びずシンガリ負け　3歳上500万下

　まずまずのスタートからいつものように後方からの競馬。逃げ馬が軽快に引っ張り、やや縦長の展開になると、勝負所で前に上がっていこうとしたが、前のペースが緩まず、後方のまま直線へ。直線、大外に持ち出して追い上げようとしたが、追って案外の内容で後方のまま、勝ち馬から1.9秒差のシンガリに敗れた。６週間の函館開催のうち、３回の出走を美浦からの輸送で繰り返したこともあってか、疲れのためか本来の走りができなかった。

マリアン好位から伸び切れず10着　五頭連峰特別

　両馬とも好スタートを決めて、大外のメジロマリアンがハナを奪いに行ったが、内の馬が譲らず２、３番手の競馬。メジロスプレンダーは思ったよりも前目の５番手につけると、緩みない流れの縦長の展開。外回りの３コーナーあたりからペースが緩んでくると、徐々に馬群がつまってきてほぼ一団の状態で直線へ。直線、２番手集団が早目に動いて逃げ馬を捕まえると、そのまま後続を突き放しにかかり、マリアンとスプレンダーは追って伸び切れず、勝ち馬から、マリアンは1.9秒差の10着、スプレンダーは2.1秒差の11着に敗れた。マリアンは前目の競馬で持ち味を生かそうとしたが、いかんせん時計が速すぎて、見せ場なく敗れてしまった。スプレンダーは速い流れを思ったよりも追いかけてしまい、得意の揺ったりした展開とはいかなかった。

ジェニファー思ったほど伸び切れず8着まで　八雲特別

　なんとか揃ってゲートは出たものの抑えて後方から。１コーナーであっさりペースが落ち着くと、最内に入って中団後方の位置取り。３コーナー手前でペースが上がり馬群がバラけてくると、馬群の中を仕掛けて上がっていき、５番手集団に並んで直線へ。直線、追い上げ体勢も追って案外の内容で、勝ち馬から1秒差の8着に敗れた。前に付けた馬にうまく乗られた感じだが、手応えからもっと伸びてもいいように見えた。やはりマイナス4キロと前走の太目分を絞り切れなかったのが応えたか。

2回新潟2日目/2回中京6日目/2回函館6日目

新潟日報賞｜ジュライS｜函館記念

ガラメキ２番手から直線粘れず8着　3歳未勝利牝

　まずまずのスタートから一気に行き脚をつけると、外目2番手を追走する展開。緩みない流れを馬なりで逃げ馬の外につけると、そのまま手応えよく直線へ。直線、追い出して逃げ馬に並びかけようとしたが、逆に逃げ馬に突き放されてしまうと、後続にも残り200で捕まってしまい、勝ち馬から1.4秒差の8着に敗れた。時計的に見ても、この馬なりに良く走っているが、どうしてもワンペースの走りのためか、直線で踏ん張り切れない内容だった。展開次第だが、まだまだチャンスはあるはず。

和田騎手　「外枠で脚を使わされたけど、スピードは見せてくれた。体力的に1000メートルならもっとやれそう。」（競馬ブックより）